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気の赴くまま、無理せずノンビリ。  風に吹かれて、できる事を背伸びせず・・・。                                                                  本とネットゲームと戯言と・・・。                                                                            ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※                                                                             読書感想には【かなり】内容に触れているものがあります。 未読の方はご注意を・・・・。
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今日のメインの話題はネットゲーム。
久しぶりにこのカテゴリーです。

●FFT
どうやら今回はなんとか再開されそう。
たぶん。。 でも、やっぱり? んでも期待~
何人か見ていてただいているようなので、以前の「桜華」としてお世話になりました皆様。
本当にお世話になりました。
今回はゼロからのスタートということで、私としてはあまりやることを見出せなくなっていたので大歓迎です。

そしてゼロからのやり直しということなので、「桜華」も飽きていましたので、名前を変えます。
そして、しばらくは新キャラの名前は伏せておきます。
と、いってもプレイスタイル・廃プレイぶりですぐばれてしまいそうですが・・・・。

ここをご覧になっているかどうかは別として、今度のキャラが=「桜華」であると見つけた方には何かしようかな?と考え中です。

いろいろな施設がまだ復活していないようですが、それは気長に待つとしますね。
ど~せ半年以上待ったんですものね。
ハンターだけは早めに欲しいな~

●FFA
街が閉鎖中、結構やっちゃいました。
街復活でまた、いい加減になりそうです。
こっちは、とっくにやることがなくなってしまっているんだよな・・・・

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
「1Q84」ですが、下巻の100頁ぐらいまできました。
大変面白いです。
いままでの村上春樹さんのイメージからは、ちょっと違和感があります。
ミステリーじゃん!
最後まで読むと違うのかな~?

上巻の後半になって、やっと「青豆」の章ってこ~いうこと?
と気がつきました。。。
本当にそ~いうことなんだろうか?
やっぱり、カルトが出てきましたね~。

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hikarino.jpg【表4より】
膨大な書物を暗記するちから、遠くの出来事を知るちから、近い将来を見通すちから──「常野」か来たといわれる彼らには、みなそれぞれ不思議な能力があった。
穏やかで知的で、権力への志向を持たず、ふつうの人々の中に埋もれてひっそりと暮らす人々。
彼らは何のために存在し、どこへ帰っていこうとしているのか?
不思議な優しさと淡い哀しみに満ちた、常野一族をめぐる連作短編集。

エンド・ゲーム」があまりに訳がわからなかったので、常野物語シリーズ1です。
読む予定ではなかったのですが、「1Q84」の上巻が売り切れだったんですもん・・・。
まぁ、「1Q84」は現在読み始めてますので、良いのですが

これは、なかなか面白かったです。
この短編集の中の「オセロゲーム」の続編が「エンド・ゲーム」として長編になったのですね。
どうせ長編に切り出すのなら「ツル先生」が良いと思うんだけどな・・・・。

この短編集のいくつかのお話に「ツル先生」と呼ばれている常野一族の長老が存在します。
彼の常野一族としての特殊能力は「つむじ足」と呼ばれる健脚。
そしてその齢。
江戸期の書物の中にまで彼の記述が残っています。

ツル先生が一番良く登場している短編が「光の帝国」
このお話は良かったですね~
常野一族の特殊能力を戦争に利用しようとする帝国日本軍。
そしてその渦の中で幼くして命を落としてしまう。
先生はとっても長生きなのです。
不遇な運命のもと命を落とした子ども達の輪廻転生を待てるのです。
そして最終話で再開できるのです。

こう書くと陳腐な内容ですが、思わず涙ぐみましたです

さて、「光の帝国」と書くとどうしても気になるのが「闇の帝国」。
そーなるのが人情ってモンでしょ?
本書のなかでは帝国日本軍がそれにあたる内容の短編もありました。
エンド・ゲーム」では『裏返し・裏返され』の
相手が「闇の帝国」となるのでしょうか?

光の帝国」では常野一族と旧陸軍の関係は、光対闇として判りやすいのですが、「エンド・ゲーム」ではよく判りません。
そもそも光=正義、闇=悪とうい図式が私の(おそらく多数のひとの)頭の中にあります。
『裏返し・裏返され』の相手側が見えてきません。
常野一族に対抗し『裏がされ』る相手側って悪なんでしょうか?
そっちの立場がまったくわからないので、やっぱり前回の「エンド・ゲーム」の評価はまだ先送り~。
やっぱり第2弾も読まなきゃだめかな?

★★★★
集英社文庫 H12.9.25
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さて、こ~いう順番がめちゃくちゃな読み方を結構やっちゃってます。
その代表が今読んでいる村上春樹さん。
彼の本は
「ノルウェイの森」から始まって「ダンス・ダンス・ダンス」・「パン屋再襲撃」・「ねじまき鳥クロニクル」・「羊をめぐる冒険」・「風の歌を聴け」・「1973年のピンボール」・「国境の南、太陽の西」・「スプートニクの恋人」・「海辺のカフカ」
という順で読んだのです。(良く順番覚えてるな・・・・)
さて、太字の4作に例の「羊男」・「いるかホテル」が出てきます。
羊男? いるかホテル???
訳わかんないですよね・・・・。
前回の「エンド・ゲーム」と同じです
本当の順番は
①風の歌を聴け
②1973年のピンボール
③羊をめぐる冒険
(ここまでを「羊三部作」といいます。)
④ダンス・ダンス・ダンス
(④を含め4部作とも)

で、私は④→③→①→②と読んでしまったんです。
その後に③「羊をめぐる冒険」を読み直して、やっと理解できました~。

さて、1Q84ですがまだ100頁ちょっとです。
ど~なっていくのでしょうか


7432bea5.jpg【表4より】
『あれ』と呼んでいる謎の存在と闘い続けてきた拝島時子。
『裏返さ』なければ、『裏返され』てしまう。
『遠目』『つむじ足』など特殊な能力をもつ常野一族の中でも最強といわれた父は、遠い昔に失踪した。
そして今、母が倒れた。
ひとり残された時子は、絶縁していた一族と接触する。
親切な言葉をかける老婦人は味方なのか?
『洗濯屋』と呼ばれる男の正体は?
緊迫感溢れる常野シリーズ第3段!

うっ・・・・。
やっぱり、やってしまった。
【第3弾】と書いてあるのに3作目から読んでしまった。
まったく訳が判りませんでした。
そりゃ、そーだよね。
『あれ』・『裏返す』・『遠目』・『つむじ足』・『洗濯屋』・・・・・・。
なんじゃ?

これだけ訳が判らないことが書いてあったのに3作目から読んでしまった私が悪い・・・・。
だって、「1Q84」の上巻が売り切れで買えなかったんだもん・・・。
もう買ったけどね~

面白かった?
ど~なんでしょ???
そんな訳で、評価・内容の詳細、共に書けません~

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こんな私のど~しようもないブログでも、検索エンジンから来てくれる人がいます。
最近1ヶ月の検索ワード~!!


8件   郁也
7件   凍りのくじら
5件   ぼくのメジャースプーン・三浦しおん・別所あきら
4件   ねたばれ・ネタバレ・風の墓碑銘・辻村深月
3件   ふみちゃん・佐月恭一・グレートゲーム・能海寛
2件   キリコ・北森鴻・平山瑞穂・ガランス
1件(抜粋) なんでも鑑定団・円空複数説・余談になるが・裁判員・願わくは花の下にて  などなど・・・。

数ヶ月前からそうなんですが、【凍りのくじら】関係が多いのです。
 



anagoi.jpg【表4より】
ある晩、マンションの居間で彼女は語りだした。
「わたしは幽霊です。そういうことになるんだと思います」。
OL、小田切千波は自殺したとされていた。
だが、何者かに殺されたのだ、と訴えた。
ぼくは彼女の代わりに事件の真相を探ることにする。
次々と判明する驚愕の事実。
そしてぼくは、雨の日にしか会えない千波を、いつしか愛し始めていた。
名手が描く、奇跡のラブ・ストーリー。


表4を読む限り、ありがちなストーリーです。
この【ありがち】何故読む気になったか?
表紙がステキだったのと、店員さんのお奨めになっていたからです。
まぁ、初めて読む作家さんはそんなもんです。

で、はい。
規定路線でした~。
最初幽霊の千波は姿は見えずに、声だけの存在ですが、事実が判るに従い、足→下半身→胸とだんだん姿が見えるようになってきます。
これもありがち設定。
そして、「全部判って全部見えるようになったら、こうなるんだろうな~?」って思っていたら、そのとおりになりました。

規定路線はキライではありません。
水戸黄門的安心感は好きです。
この作品は、表現も美しいし文章も読みやすく良いのですが、余りにも先が読めすぎてしまいます。。。
【全部見えるようになったと時のこと】、【自殺? 殺人?のミステリー要素】両方、詰めちゃうんですよね・・・・。
ミステリー部分に関しては、もう少し捻ってあっても良かった気がします。

主人公の男性の心の動きは面白かったですが、少々途中で飽きてしまいました。
でも、サラッと読めて後味も悪くない作品ですよ~。
最後は判ってはいても、ちょっと切ないです

★★★★
集英社文庫 H19.9.01
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
●「1Q84」
 売ってなかったのです・・・・。
 某有名大型書店ですが、下巻はいっぱいあるのですが、上巻は売り切れでした・・・・。
 く~、やっぱりあるうちに買っておくんだった・・・・。
 まぁ、またすぐ店頭に並ぶでしょう♪
●FFT
 きゃ~
 6/1ですか~
 それは、また・・・・・。
 まぁ、もうここまできたら、ど~でも良いです。
 どこまでも気長に・・・・・・・・・・・・・。

 



bokunome.jpg【表4より】
ぼくらを襲った事件はテレビのニュースよりもっとずっとどうしようもなくひどかった──。
ある日、学校で起きた陰惨な事件。
ぼくの幼なじみ、ふみちゃんはショックのあまり心を閉ざし、言葉を失った。
彼女のため、犯人に対してぼくだけにできることがある。
チャンスは一度だけ。
チャンスは本当に一度だけ。
これはぼくの闘いだ。


いや~。
辻村深月さん、凄い!!!!!
冷たい校舎の時は止まる」・「子供たちは夜と遊ぶ」・「凍りのくじら」に続いて4冊目ですが、1作ごとに私の中の好きな作家ランキングが上がっていきます。

この「ぼくのメジャースプーン」ですが、「ぼく」の幼なじみの「ふみちゃん」、彼女は誰にでも優しく、いつも清く、来る物は拒まず、去るものは追わず。
「ぼく」と同じ4年生なんですが、他の4年生より少し早く大人になってしまった女の子。
「ぼく」はそんな「ふみちゃん」を尊敬していた。

そんな「ふみちゃん」がかわいがっていた、学校のうさぎがある朝、二十歳の医大生によって惨殺されてしまう。
それも、ネットで面白おかしく中継しながら・・・・・。
そしてその第一発見者は「ぼく」の変わりに早朝の、うさぎ当番に出かけた「ふみちゃん」だった。
「ふみちゃん」はショックでPTSDに陥り、外の世界から自分を隔離し、声も出せなくなってしまいます。
犯人はまもなく捕まりますが、その罪状は「器物破損」・・・・。

そんな時、「ぼく」には封印していた力があった。
その力は、「もし○○しなければ、○○になる」と対象となる人物に囁くと、それが現実のものとなる力だった。

さて、あなたならどうしますか?
①何もしないで忘れるように努力する。
 復讐しても、元通りにはならない。
 すごく悔しいし、悲しいけど、その感情に縛られてしまうこと自体が、
 犯人に対して負けてしまうことだから。
 相手にしないことが、唯一暴力に対抗できる方法だから。
②犯人と友達になる。
 相手に対して復讐をすることは、相手の人生に対して責任を負うということ。
 相手を知ったうえで、相手の人生に関わるかどうか判断する。
 結果を出してからも、自分が相手にしたことに対する責任を負う。
 最後まで、相手の人生に関わらなければならない。
③犯人を、うさぎと同じ目に遭わせる。
 堂々と正面から小細工なしに仕返しに行く。
 そのことで、どんな結果が自分に降りかかっても後悔しない。

本書のなかでは3つの考えがある時点で提示されます。

私は、この本を読んでいて、近々開始される裁判員制度のことを考えていました。
人が人を裁くってこと。
裁判の判決ってこれと同じような気がします。
有無を言わせず従わせる力ですものね・・・。
もし、そんなものに選ばれたら・・・・・。

この本はとっても重いテーマとどこまでも切ない気持ちを書いた本です。
でも、辻村さんのエンディングには、これまでひとつも救われないエンディングはありません。
この本も最後は、やっぱり辻村さんでした。

現在のところ文句なしの今年のNO.1です。

★★★★★
講談社文庫 H21.4.15
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さて、「南十字」HP完全リニューアルしました。
藍さんと遊んでいたら、ますます何のサイトか判らなくなりました~。
そして。
いよいよ、
こんどこそ
再開かな~?
私は、今度は本物だと思っていま~す
 



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