気の赴くまま、無理せずノンビリ。 風に吹かれて、できる事を背伸びせず・・・。
本とネットゲームと戯言と・・・。
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読書感想には【かなり】内容に触れているものがあります。 未読の方はご注意を・・・・。
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プロフィール
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那智
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ないしょ
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読書・PC・旅行等
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男子高校生が謎の焼身自殺を遂げた。
数年後、作家阿坂龍一郎宛てに事件の真相を追跡した手紙が、次々と送りつけられる。
なぜ阿坂のもとに?
そして差出人の正体は?
阿坂は人妻のストーカーに付け狙われ、担当編集者は何者かに殺害された。
すべてがひっくり返る驚愕の結末とは!?
傑作長編ミステリー。
北森さん熱、まだまだ醒めそうもありませんw
今回の北森さんは、純粋なミステリー(歴史・民族ミステリーではなく)です。
北森さんの著作の中で、純粋なミステリーは初めて読ませていただきます。
さて、どんな感じでしょうか?
っと、結論から言うと、可もなく不可もなくかな?
とにかく伏線を張る張る!
基本的にミステリー部門は一番好きなクセに、錯誤の手法がキライというへそ曲がりな私です。
何故かというと、文体が一人称で書かれているのに、その主人公が見た・知った事実を隠して書くというのはルール違反だと思っているからです。
で、このメビウス・レターなのですが、時間軸が2本あって書き進めれれています。
ただ、良くある「時間を錯誤したのは、読者だろ?」っていう2本立てではありません。
伏線も最後の最後で、どんでん返しで「どうだ!」って感じでもありません。
読んでいれば気が付く伏線が殆どです。
その点は好感が持てました。
ただ、伏線にはやはり少し無理が感じられます。
性別入れ替え・声が出せない等のトリックはちょっと・・・・。
読んでいて面白い本だとういことは確かです。
純粋なミステリーファンの方には物足りないのかも知れませんが・・・。
人妻ストーカーとその夫の変質ぶり。(怖いです・・・・)
過去からの告発のメール。
最後のどんでん返しは殺人者がもう一人いたってことですね。
これは驚きました。
★★★★★
講談社文庫 H13.02.15
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んでもって、今日も戯言~
それとこの本を読んでいてふと思ったこと。
例えば、現在の自分から未来の自分に宛てた手紙とか物質とか。
現在の自分から未来の任意の誰かに宛てたものとか。
10年後に、その人物を探し出して届けるような商売って出来ないかな~?
もうあるのかな?
なんて思ってしまいました~ww
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