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【表4より】
解かれた封印、そして新たな惨劇。
本邦初、民俗学ミステリー。
その面を外してはいけなかった――。
《異端の民俗学者》蓮丈那智。
彼女の研究室に一通の調査依頼が届いた。
ある寒村で死者が相次いでいるという。
それも禍々しい笑いを浮かべた木造りの「面」を、村人が手に入れてから――(表題作)。
暗き伝承は時を超えて甦り、封じられた怨念は新たな供物を求めて浮遊する……。
那智の端正な顔立ちが妖しさを増す時、怪事件の全貌が明らかになる。
本邦初、民俗学ミステリー。
全五編。
あけましておめでとうございます。
さて、新しい年はどうなりますでしょうか?
私にとっては2009年は変化の前段階になるのかもしれません。
新しいことを始める前段階として、良い準備をしていきたいと思います。
2009年も昨年末に続き、北森鴻さんからスタートです。
狐闇で登場し惹きつけられた「蓮丈那智」フィールドファイルⅠです。
本作には”鬼封会”・”凶笑面”・”不帰会”・”双死神”・”邪宗仏”の5編が収録されています。
”双死神”は闇狐の一場面を、蓮丈那智の助手・内藤三國から見た物語で、面白かったですね~
さて、蓮丈那智の民族シリーズに期待を一杯に膨らませ、読んだこの本ですが、ちょっと私の想像していたものと違っていました
歴史・民族に新しいユニークな見解を加え、楽しませてはくれるのですが、やはり短編では掘り下げが物足りなく感じました。
シリーズⅠ・Ⅱ・Ⅲ全て短編集のようです
このシリーズ第1弾の「凶笑面」に関していえば、民族フィールドワークというより、天才探偵・蓮丈那智事件ファイルと感じてしまいます。
推理小説はちょっと苦手なんです・・・・・。
シリーズⅡも購入しているので、Ⅱに期待~。
民族学新説に厚みを持たせた、長編で蓮丈那智を読みたいな~
「闇狐」の征韓論異説・物部vs曽我・明治新政府の戦略・八咫鏡など等、壮大なスケールを読んでしまったからな・・・・。
本年から星マークを付けることにしました。
これは、書評ではありません。
あくまでも、個人的なハマリ度です。
★★★★★