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気の赴くまま、無理せずノンビリ。  風に吹かれて、できる事を背伸びせず・・・。                                                                  本とネットゲームと戯言と・・・。                                                                            ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※                                                                             読書感想には【かなり】内容に触れているものがあります。 未読の方はご注意を・・・・。
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yamikitune.jpg【表4より】
魔鏡を競り市で手に入れたことで、宇佐美陶子の運命は変わった。
市に参加していた男が電車に飛び込んだのを皮切りに周囲で命を落とすものが続出。
陶子は絵画の贋作作りの汚名を着せられ、骨董業者の鑑札を剥奪されてしまう。
狡猾な罠を仕掛けたのは誰か。
満身創痍の捜査行は日本の歴史の断層に迫っていく!




うん! 面白い!
圧倒的に面白い!

北森鴻さんは、初めてです。
辻村深月さんのことを、あちこちで調べていたときに、結構頻繁に出現していたお名前なので、是非読んでみたいと思い、今回になりました。

ちょっと、紹介と自分の記憶の保管のために、プロフィールを。
1961年山口県生まれ。
駒澤大学文学部歴史学科卒業。
「狂乱廿四孝」で鮎川哲也賞受賞。
「花の下にて春死なむ」で日本推理作家協会賞短編および連作短編集部門受賞。

この本には私の好きな分野が目白押しです♪
歴史学・民俗学でミステリー!
私が面白くないわけないって感じの本です。

三角縁神龍鏡を巡り、古物商の陶子が巻き込まれる事件と歴史の謎解き。
八咫鏡を巡る明治新政府の陰謀。
天皇陵盗掘説・蘇我馬子と物部氏・西郷隆盛の征韓論の異説。

歴史の異説を読んでいるだけで楽しくなってしまいます。
こういう異説を読んでいると、本当にそんな気がしてきますww

それとこの本に出てくる人物達が、またすっごく魅力的なんです。
民族学者の蓮丈那智さん、カッコイイ~

実はこの「狐闇」なんですが、宇佐美陶子・冬の狐シリーズの2作目なんです。
時々、このようにシリーズ物を最初からでなく読み始めてしまうんですよね・・・。
シリーズ物は好評だから連作になる、ってのは判っているのですが、特にはじめての作家さんの場合、警戒するところがあって、表4のあらすじを読んで、面白そうなほうから読んでしまいます・・・。
今回も、大変面白かったので早速昨日、1作目を購入してきました~。

北森さんの本をつらつら見ていますと、他にも連作シリーズがいくつかあります。
これから、北森さんに嵌りそうな予感♪
蓮丈さんのスリーズもあるそうです。
是非読まなきゃ!
講談社文庫 H17.5.15

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T=混沌状態
A=一段落

 

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