気の赴くまま、無理せずノンビリ。 風に吹かれて、できる事を背伸びせず・・・。
本とネットゲームと戯言と・・・。
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読書感想には【かなり】内容に触れているものがあります。 未読の方はご注意を・・・・。
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読書・PC・旅行等
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四つの高校が居並ぶ、東北のある町で奇妙な噂が広がった。
「地歴研」のメンバーは、その出所を追跡調査する。
やがて噂どおり、一人の女生徒が姿を消した。
町なかでは金平糖のおまじないが流行り、生徒たちは新たな噂に身を震わせていた……。
何かが起きていた。
退屈な日常、管理された学校、眠った町。
全てを裁こうとする超越的な力が、いま最後の噂を発信した!
新鋭の学園モダンホラー。
恩田さんは有名な「六番目の小夜子」を書かれた方ですね。
「球形の季節」は「六番目の小夜子」の次に書かれた長編ということです。
「小夜子」も読んだことは確かなのですが、あまり内容を覚えていません。
都市伝説的な本だったような・・・・?
この本は、東北のある町で高校生達の間に広まるウワサから事件がおこります。
よくある学生の間に流行するウワサの部類です。
「○月○日 遠藤さんがひどい目にあう」
まぁ、予想通りこのウワサが現実となり、遠藤さんは行方不明になるわけです。
この都市伝説的なウワサから物語りに導入されるのですが、どうなんでしょうか?
この本はとても魅力的なテーマを持っております。
土地や木や石。
そのようなものがある力を秘め、霊的な磁場を形成する。
私はこのような事を否定することをしません。
全国各地に見られる巨石信仰・古木信仰。
やはり不思議な力を感じることは少しはあります。
とても面白いテーマです。
そしてこの本は、舞台となる東北の町自体にそのパワーが秘められています。
その土地に秘められた力に感応することの出来る人物が、壮大な理想を掲げ住人を導こうとするわけなんですが・・・・。
ちょっとな・・・・。
進化論までいってしまうのは、やはり荒唐無稽感が・・・・。
それと、テーマからすると「○月○日 遠藤さんがひどい目にあう」
とか「金平糖を撒き、それを最初に踏むのが片思いの相手だと、両思いになれる」とか・・・・。
ちょっと、脱線気味な気がします。
どうしても「子供騙し感が拭えない」ってのが率直な感想です。
テーマと描写はスキです。
★★★★★
新潮文庫 H11.02.01
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すこし落ち着いてきました。
やっていたことの目処がたち始めています。
骨組みは出来たので、これから運用と検証です。
「待ち人現る」

かなり心配&落ち込みしていましたが、やっぱり~♪
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