忍者ブログ
気の赴くまま、無理せずノンビリ。  風に吹かれて、できる事を背伸びせず・・・。                                                                  本とネットゲームと戯言と・・・。                                                                            ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※                                                                             読書感想には【かなり】内容に触れているものがあります。 未読の方はご注意を・・・・。
カレンダー
02 2025/03 04
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
フリーエリア
sionの今読んでる本

sionさんの読書メーター
カテゴリー
ブログ内検索
プロフィール
HN:
  那智
性別:
非公開
職業:
  ないしょ
趣味:
  読書・PC・旅行等
[8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



syoginoko.jpg奨励会……。
そこは将棋の天才少年たちがプロ棋士を目指して、しのぎを削る”トラの穴”だ。
しかし大多数はわずか一手の差で、青春のすべてをかけた夢が叶わず退会していく。
途方もない挫折の先に待ちかまえている厳しく非情な生活を、優しく温かく見守る感動の1冊。
第23回講談社ノンフィクション賞受賞作



こんにちは~。
珍しく連日の更新です。

今日の本は、FFTでお知り合いになりました、某方からご紹介いただきました、大崎善生さんです。
初めて読む作家さんは、不安と期待でいっぱいです。

まず、最初の印象ですが、とっても解りやすく丁寧な文章を書かれる方だと思いました。
「将棋」の世界というのは、私には全く解らない世界なのですが、内容はとても面白かったです。

さて、内容ですが、将棋連盟の雑誌編集者の目をとおして、奨励会という特殊な環境下で壮絶な生き残りの戦いを繰り広げていく、少年・青年たちの挫折と再生の物語が著者の暖かい目で書かれています。

幼いころから、天才と呼ばれる少年達。
しかし、世界は広いのです。
天才達が集まり、切磋琢磨していくが、さらなる天才の前に挫折を覚える。
そこで、道が分かれるのです。
プロへの道をたたれ、途方に暮れ自らを見失うもの。
別の世界へ羽ばたき新しい自己を作り上げるもの。
将棋の普及・指導の道を選ぶもの。

本書の中心的人物である成田英二は、典型的な転落人生を歩みます。
天才児ともてはやされ、将棋のみに生きて挫折し、自己を見失います。

非常に良くわかります。。。。。
でもですよ・・・・、私としては悲しいと思いました。
もともと小さい頃から将棋が強いということは、私などには考えられない頭の構造をしているのでしょう。

英二を中心に据えることで、将棋の世界の厳しさと読み物としての完成度はあがるのでしょう。
でも、悲しいですね・・・・。

と、いうことで感想は◎だけど・・・、って感じです。

FFTの某さん、ありがとうございました~。
では~!


PR


SUIBOTUPAINO.jpg【表4より】
工場で働く単調な日々に鬱々とするヒキコモリ気味の青年。
少女を見えない悪意から護り続ける少年。
密室状況の屋敷内で繰り広げられる惨殺劇。
別々に進行する三つの物語を貫くものは、世界を反転させる衝撃の一文と、どこまでも深い”愛”である。
なぜピアノは沈んだのか?
著者渾身の戦慄純愛ミステリー!

 

やってしまった×②

やってしまった①
予想どおりの遅更新・・・。
ま、予想どおりなので、良しとしましょうww

やってしまった②
表4の文章にだまされた~!!
「世界を反転させる衝撃の一文」・「深い”愛”」・「純愛ミステリー」ですよ!!!
これだけ、私の心をくすぐるコピーでありながら・・・!!!!
「嘘つき~!!!!!」 ← 私の心の叫びです。

でも、他の方のブログなどを読ませていただくと、結構評判が良いのですよ。。。
んで、なかなか更新できなたっかです。 ま、言い訳です。。。

まず、導入をつらつら読んでみますと、村上春樹さんを連想させる比喩的表現の多さ。
ちょっと鼻につきます。(好きな村上春樹さんなら構わないのですがww)
それと、いかにも読者を嵌めてやろう!という、錯誤の手法の複線の多さ。
それが、見えてしまうのです。
最近、この手法のミステリーはあまり好きではありません。。。
貫井徳郎さんは別ですが・・・。

っとですね、言いたいのは「はやりものを並べれば良いというのではない。」ということです。
「深い”愛”」ですが、思い込みの押し付けの愛は愛ではないと思います。

総じて感じたことは、複線の貼りかた、内容、ミステリーの本質としての謎の部分、全てが浅く感じてしまいました。

う~ん・・・、かなり酷い事を書いていますね・・・・。
佐藤さん、ごめんなさい。
タイトルは素敵ですよ。(フォローになってない・・・)
ただ、他の方がたの評判はとても宜しいようなので、また別の本を読ませていただきます。。。

まったくまとまりのない文章になってしまいました~。
では~!



○FFT
やることがあまりなくなって、賢者の石作成に挑戦しました。
もげさん・ガウさん・秋水さん・欧米かっさん・オノッチさんにご支援をいただきました。
さすがにあのレシピでは、なかなか合成のボタンを押す勇気が出ず、2日目の7/20に合成。
30%の確立だったもので、ちょっと期待してクリック。。。

・・・・・見事にボムりましたw 無敵シューズの完成です。
さすがに、もう一度挑戦という気がすぐには起きませんww
まぁ、他に何をという事もないので、昨日後半(7/22)より、七星剣を強奪するべく、紅葉を求め再び闇に潜っています。
2回目の挑戦はあるのかな~?

そんなこんなで、倉庫がだいぶ変わりましたので、最新倉庫をリンクしました。

○FFA
私としては、珍しくIN率が上がっています。
目標は8~10兆だそうです。。。。。
IN率が上がりましたので、本名の「ゆい」復活ですw

では~。


 



kodomotati.jpg【表4より】
大学受験間近の高校3年生が行方不明になった。家出か事件か。
世間が騒ぐ中、木村浅葱だけはその真相を知っていた。
「『i』はとてもうまくやった。さあ、次は、俺の番―」。
姿の見えない『i』に会うために、ゲームを始める浅葱。
孤独の闇に支配された子どもたちが招く事件は、さらなる悲劇を呼んでいく。

「浅葱、もう少しで会える」『i』は冷酷に二人のゲームを進めていく。
浅葱は狐塚や月子を傷つけることに苦しみながら、兄との再会のためにまた、人を殺さなければならない―。
一方通行の片思いが目覚めさせた殺人鬼『i』の正体が明らかになる。
大人になりきれない彼らを待つ、あまりに残酷な結末とは。

 



辻村深月さんは2冊目です。
メフィスト賞受賞作家です。第1回受賞者が森博嗣氏という破天荒な、何でもありの賞です。
メフィスト賞受賞作は「冷たい校舎の時は止まる」ですが、この作品中には著者と同姓同名の登場人物が出てきたりします。
今回も重要なポジションにいる登場人物「月子」・・・・。
そうとう「月」に思い入れがあるのでしょうね。

著者は1980年生まれの若手です。
今後、どうなっていくのか大変楽しみな作家さんです。

とにかくどちらの本も面白いですね~。
登場人物が基本的にとっても優しいです。

今回の「子どもたちは夜と遊ぶ」は『i(アイ)』と『θ(シータ)』による劇場型殺人を中心として、『i』と『θ』を取り巻く人物たちの内面を描いています。
後半、「もしかしたら、そういうこと? それは使い古されてる手だよ!そうじゃないよね?」って思っていたら、結局そのとおりでした。
少し捻っていますが・・・。

まぁ、それはそれで良いのかも知れませんね。
ミステリーとしての謎解きはそれほど重要ではないのかもしれません。
「冷たい校舎の時は止まる」でも、ある程度読み進めると、「もしかして?」って気が付きます。

どちらの本も途中で読むのが辛くなります。
悲しくて・・・。
でも、結末はそれぞれの登場人物に、それぞれの方向が提示されます。
辻村深月さんって、そういう作家なんだな~」と思いました。

まだ、二作ですがこのスタイルは続けて欲しいと思いました。
文庫しか買えない貧乏な私のこと、なかなか次の作品を読めませんが、文庫化次第読み続けたいと思いました。
基本的に長編が好きな私です。 デビュー作が3巻もの。 今回が2巻もの。
でも、次は短編とか1巻で終わるのも読みたいな~。

H20.5.15 



period.jpg【表4より】
どこかに帰りたいと思う気分、帰りたいと望む心を描いてみたかった。
多くの人の人生には、とりたてて何が起こるというわけではないと思う。
それでも、かけがえのないときは流れ、人は自分の人生にいくつかのピリオドを打ちながら進んでいく。
進むしかないからこそ、振り返りたくなるのだと思う。
ちょうど雪原をさまよいながら、時折、振り返って自分の足跡を眺めるように。(乃南アサ)

 

読む本に迷いました。
結局、迷ったときは好きな人。と、いうことで未読の乃南アサさんを連続で購入しました。
双葉文庫。あまり読まない文庫です。
【表4】は粗筋ではなく、著書の後書きのようなものです。
どこかに帰りたいと思う気分、帰りたいと望む心を描いてみたかった。
と、いうことです。

う~ん・・・・。珍しく乃南アサさんで、私としてはハズレ・・・・・。
どこかに帰りたいと思う気分、帰りたいと望む心を描いてみたかった。
そのようには読みとれませんでした。

40を迎え、独身(バツ1)でフリーのカメラマンの葉子。(独り身のマンション暮らし)
葉子の恋人(既婚・・不倫関係)の家庭。
葉子の兄と結婚した高校の同級生の家庭。
栃木の葉子の実家(両親が亡くなり、廃屋状態・・・・。)

何か暗いんですよね・・・・。
結局、何処にも帰りたいと思える場所がなく、帰りたいけど帰る場所がない。
書名の「ピリオド」は、そのような心にピリオドを打ち、新たな出発という意味でしょう。
そこは、良いのですが・・・・。

ストーリーとしては、結構ありがちなストーリーです。
もしかしたら、現実にありそうとも思えるストーリーです。
葉子の恋人が、他人に依頼して妻を殺害し、自らは自殺するなどと言うことは、現実とは遠いお話しですが、それ以外は本当に平凡な日常です。
それが、1冊の文庫としてはかなり厚い(550頁)続きます。
「乃南さん、短編のほうが良かったのでは?」と、言いたくなってしまいましたw

冒頭に出てくる、津軽の長屋の風景。
かなりインパクトがありました。
死刑囚が住んでいて、現在もまだ住人がいる長屋。
外壁がはがれ人目にさらされ続けているその死刑囚の部屋。

物語の随所でこの津軽の部屋が回想されます。
ただ、物語との関連性があまり感じ取れません。
なんとなく言いたいことは解るのですが、漠然としています。

そう! この物語を読んだ感想を端的に表すの言葉が、「漠然」
なんか、物足りない寂寥感を引きずりました。


FFTについて
このところ、交流関係が広がっています♪
拡張4は成功し、次に何をやろうかと考えていたところ、例の件でお話しする機会ができました方から、「賢者の石」→「ラスタ」→「ハムヒロ」は?とアドバイスを頂き、早速やってみることにしました。

アトリエが出来た当初は期間限定ということと、素材の厳しさで全く忘れていました。
倉庫を見てみると大物は大体拾って持っていました。

そして、別の方に質問したところ、何と次の日には所持していなかったアイテムの中で一番難しそうだった「きびだんご」をご支援して頂きました~♪
さて、残りはあと3つ。
頑張って「無敵シューズ」を手にいれるぞ!
何て言った30%だもんね・・・w



忍者ブログ [PR]