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  <title type="text">風のかよひじ</title>
  <subtitle type="html">気の赴くまま、無理せずノンビリ。 　風に吹かれて、できる事を背伸びせず・・・。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　本とネットゲームと戯言と・・・。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　読書感想には【かなり】内容に触れているものがあります。　未読の方はご注意を・・・・。</subtitle>
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  <updated>2008-01-12T21:44:13+09:00</updated>
  <author><name>　　那智</name></author>
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    <published>2010-03-10T11:57:57+09:00</published> 
    <updated>2010-03-10T11:57:57+09:00</updated> 
    <category term="本のこと　辻村深月" label="本のこと　辻村深月" />
    <title>スロウハイツの神様（上）・（下）【辻村深月】</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<p><a target="_blank" href="//asyougo.blog.shinobi.jp/File/slow.jpg"><img alt="slow.jpg" align="left" border="0" src="//asyougo.blog.shinobi.jp/Img/1268203261/" /></a>【表4より】人気作家チヨダ・コーキの小説で人が死んだ──あの事件から10年。<br />
アパート「スロー・ハイツ｣ではオーナーである脚本家の赤羽環とコーキ、そして友人たちが共同生活を送っていた。<br />
夢を語り、物語を作る。<br />
好きなことに没頭し、刺激しあっていた6人。<br />
空室だった201号室に、新たな住人がやってくるまでは。<br />
莉々亜が新たな居住者として加わり、コーキに急接近を始める。<br />
少しずつ変わっていく「スロウハイツ」の人間関係。<br />
そんな中、あの事件の直後に128通もの手紙で、潰れそうだったコーキを救った1人の少女に注目が集まる。<br />
彼女は誰なのか。<br />
そして環が受け取った1つの荷物から彼らの時間を動かし始める。<br />
<br />
<br />
<font color="#ff00ff"><font size="5"><strong>辻村さん大好き～#%E:167%#</strong></font></font><br />
<br />
講談社メフィスト賞作の受賞でデビューした深町さん。<br />
メフィスト賞のイメージでミステリーのイメージがあるのですが、メフィスト賞を調べると、どうもエンターテイメント性に富んだもの。<br />
「面白ければ良し」と言う方が、この賞の規定にはあっているようです。<br />
<br />
メフィスト賞受賞作の<font color="#ff0000">「冷たい校舎の時間は止まる」</font>は確かにミステリー色が結構ありますが、以降の作品は数を重ねるたびにその色合いは薄くなって来ている気がします。<br />
だからといって、「がっかりした」とかではありません。<br />
私にとっては<strong>ミステリーとしてではない</strong>書籍としての<font color="#ff0000">「ぼくのメジャースプーン」</font>とこの<font color="#ff0000">「スローハイツの神様」</font>の2作は心に留め置きたい大切な2冊です。<br />
<br />
本書でもコーキを救った通称<strong>「コーキの天使ちゃん」</strong>は誰だ！<br />
という部分がありますが、これは「コーキの天使ちゃん」を特定するための謎解きの本ではありません。<br />
なぜ「コーキの天使ちゃん」は名乗り出なかったのか？<br />
その部分がとにかく泣けるのです。<br />
暖かい二人のお話なのです。<br />
<br />
チヨダ・コーキは、いずれはそこから卒業していく成長の一過程で通り過ぎる作家である。<br />
と、本書の中で書かれていますが、もしかしたら辻村さんも自分のことをそう考えているのかななんて邪推してしまいました。<br />
本書に出てくる作家チヨダ・コーキの優しさと痛さを、拝読させていただいた辻村さんの全ての著書で感じてしまっているのです。<br />
<br />
辻村さんの著作を通して感じることは、その優しさと、悲しいまでの痛さ。<br />
私の心にはその「優しさと痛さが」沁みこむのです。<br />
そして私の愛する「スローハイツ」の真面目で痛くて優しい住人達が、それぞれに自分の未来をつかむために歩みだすというエンディング。<br />
もう、完璧です。<br />
<br />
実はこの本、一回読み終わったのですが、その瞬間に再読してしまいました。<br />
「コーキの天使ちゃん」をしった上で最初から読み直したかったのです。<br />
もちろん再読する本は他にもあったのですが、連続は初めてでした。<br />
<br />
辻村さんは本書で5冊目。<br />
文庫になると、直ぐに購入しています。<br />
基本的に文庫になってから購入するのですが、ついにハードカバーの<font color="#ff0000">「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」</font>を購入してしまいました。<br />
<br />
<font color="#ff6600">★★★★★<br />
</font>講談社文庫　H22.1.15<br />
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※</p>
<p>&nbsp;</p>]]> 
    </content>
    <author>
            <name>　　那智</name>
        </author>
  </entry>
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    <id>asyougo.blog.shinobi.jp://entry/89</id>
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    <published>2010-02-01T15:34:37+09:00</published> 
    <updated>2010-02-01T15:34:37+09:00</updated> 
    <category term="本のこと　伊坂幸太郎" label="本のこと　伊坂幸太郎" />
    <title>ラッシュライフ　【伊坂幸太郎】</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<a target="_blank" href="//asyougo.blog.shinobi.jp/File/RUSHLIFE.jpg"><img alt="RUSHLIFE.jpg" align="left" border="0" src="//asyougo.blog.shinobi.jp/Img/1268203403/" /></a>【表4より】<br />
泥棒を生業とする男は新たなカモを物色する。<br />
父に自殺された青年は神に憧れる。<br />
女性カウンセラーは不倫相手との再婚を企む。<br />
職を失い家族に見捨てられた男は野良犬を拾う。<br />
幕間には歩くバラバラ死体登場――。<br />
並走する四つの物語、交錯する十以上の人生、その果てに待つ意外な未来。<br />
不思議な人物、機知に富む会話、先の読めない展開。<br />
巧緻な騙し絵のごとき現代の寓話の幕が、今あがる。<br />
<br />
<br />
また伊坂さんです。<br />
伊坂さんの作品はよく人が死にます。<br />
今回も沢山死にました。<br />
私がこれまで読んだ伊坂さんの作中での死は、あまり生々しいものではなかったのですが、今回の中で出てくるものはそれ以上のものもありました。<br />
<br />
ちょっと桐野夏生さんの「<font color="#ff0000">OUT</font>」を思い出してしまいました。<br />
「<font color="#ff0000">OUT</font>」も<strong>読んでしまった</strong>のですが、あの本は良く発売禁止にならなかったですね・・・。<br />
<br />
<font color="#ff0000">ラッシュライフ</font>は、そのエンディングに「豊潤な人生」と書かれています。<br />
リストラされた会社員・豊田と金の力に屈した若き才能のある画家・志奈子のこれからの「豊潤な人生」を想起させるエンディングの一文です。<br />
カルト宗教を取り上げた小説ではないのですし、河原崎の「神の解体」は必要なかったのではないでしょうか？<br />
正直、かなり気持ち悪かったです。<br />
<br />
河原崎にも救いを用意して欲しかったな。。。<br />
<strong>私としては</strong>、ベタなのですが紆余曲折を経て再生される魂というのが一番好きなのです。<br />
<br />
それぞれの人生がニアミスし、リンクし時間のつながりが見えてきて・・・・展開の巧みさはさすがだと思いました。<br />
「神の解体」のシーンは、「神の解体」というテーマを別の表現で描いて欲しかった。<br />
ちょっと私には厳しい表現でした。<br />
でも、まだまだ伊坂さんは読みまっす。<br />
<br />
<font color="#ff6600">★★</font><font color="#808080">★★★</font><br />
新潮文庫　H17.05.01<br />
<br />]]> 
    </content>
    <author>
            <name>　　那智</name>
        </author>
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    <id>asyougo.blog.shinobi.jp://entry/88</id>
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    <published>2010-01-21T11:44:36+09:00</published> 
    <updated>2010-01-21T11:44:36+09:00</updated> 
    <category term="本のこと　伊坂幸太郎" label="本のこと　伊坂幸太郎" />
    <title>グラスホッパー　【伊坂幸太郎】</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<p><a target="_blank" href="//asyougo.blog.shinobi.jp/File/grasshopper.jpg"><img alt="grasshopper.jpg" align="left" border="0" src="//asyougo.blog.shinobi.jp/Img/1264038141/" /></a>【表4より】<br />
「復讐を横取りされた。嘘？」元教師の鈴木は、妻を殺した男が車に轢かれる瞬間を目撃する。<br />
どうやら「押し屋」と呼ばれる殺し屋の仕業らしい。<br />
鈴木は正体を探るため、彼の後を追う。<br />
一方、自殺専門の殺し屋・鯨、ナイフ使いの若者・蝉も「押し屋」を追い始める。<br />
それぞれの思惑のもとに──「鈴木」「鯨」「蝉」、三人の思いが交錯するとき、物語は唸りをあげて動き出す。<br />
疾走感溢れる筆致で綴られた、分類不能の「殺し屋」小説！<br />
<br />
<br />
<font size="5">これは、面白い！</font><br />
<br />
文句無く面白いです。<br />
実はこの本、伊坂さんを<strong>あえて</strong>避けていた原因となっていた本だったのです。<br />
皆さん、やられると思うのですが、文庫を買う場合まず、【表4】の粗筋を読みます。<br />
【復讐】・【殺し屋】・・・・。<br />
私のあまり得意ではないキーワードが目に飛び込んできたのです。<br />
<br />
「<font color="#ff0000">終末のフール</font>」で伊坂さんを読み始めたわけですが、あちらの本の粗筋には【再生】（&larr;これが一番好き）・【希望】・【恩讐】・【幸福】といった私をくすぐる言葉のオンパレードでした。<br />
そのおかげで、こうして伊坂さんを読む幸運にめぐり合えたわけです。<br />
さてさて、未だに避けている「<font color="#ff0000">重力ピエロ</font>」どうしよ・・・。<br />
<br />
この本は、とにかくドンドン頁をめくらせる力を持っていますね～。<br />
よくある会話文ばかりで、内容の薄いサクサクではなく、私にとって次の頁が気になって仕方ないというタイプの本です。<br />
<br />
本書は「鈴木」・「蝉」・「鯨」の主要登場人物3人の章が、繰り返し出てくる本なのですが、「蝉」・「鯨」が殺し屋なのに対して、鈴木は妻を殺された元教師。<br />
この3人を結びつけるのが、「鈴木」の章で登場してきた第三の殺し屋「押し屋・槿」。<br />
<br />
この後の粗筋は飛ばします。<br />
かなり内容に触れてしまいますので・・・。<br />
<br />
「鈴木」と「蝉」と「鯨」。<br />
3人は自分と決着を付けるために、「押し屋・槿」を追います。<br />
妻との絆を守るため。<br />
自由を獲得するため。<br />
亡霊と決着をつけるため。<br />
<br />
理由はそれぞれですが、各人の心理描写がとても巧みです。<br />
特に、「鯨」と「押し屋・槿」とても【魅力的な殺し屋】（？）です。<br />
やはり魅力的な人物は、それが殺し屋であっても最後まで残るのですね。<br />
暴走的な不穏人物の「バカ息子」・「社長（登場はしませんが）」・「蝉」は早めに退場です。<br />
最後は、「鈴木」と「鯨」・「槿」が残る。<br />
このあたりも伊坂さん、好きです#%E:167%#<br />
<br />
「殺し屋」というと、どうしても「ゴルゴ13」を連想してしまう私ですが、（と、書きながら殆ど知りません・・・）この小説に出てくる「殺し屋」は表情と体温を感じました。<br />
サイトウ先生、ごめんなさい・・・。<br />
<br />
最後の1行がかなり話題のようですが、【確かに何ていうのかな～】感はありますよね。<br />
この1行は幻覚の終わりを意味してるのかな？<br />
すると、幻覚の始まりは「信号」<br />
え～！そんな前なの？<br />
まぁ、小説の内容は非現実的ですから、そのための決着であったのだと思うのです。<br />
でも、小説ですから面白かったり・感動したりなら、非現実的でも良いと思うのですよ。<br />
でも、あれがあるから、「さすが、伊坂幸太郎～！」なんだよね～。<br />
<br />
そうそう、この本にも本の1文ですが「しゃべるカカシ」が出てきました！<br />
これは、今読んでいる「<font color="#ff0000">ラッシュライフ</font>」にも出てきますし、やはり村上春樹さんでいう「羊男」＝「カカシ」なのでしょうか？<br />
「カカシ」は「<font color="#ff0000">オーデュポンの祈り</font>」で死んでしまった訳ですが、もう新作では出てこないのでしょうか？<br />
再登場を期待します！<br />
<br />
<font color="#ff6600">★★★</font><font color="#808080"><font color="#ff6600">★</font>★</font><br />
角川文庫　H19.06.25</p>]]> 
    </content>
    <author>
            <name>　　那智</name>
        </author>
  </entry>
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    <id>asyougo.blog.shinobi.jp://entry/87</id>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://asyougo.blog.shinobi.jp/%E6%9C%AC%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%A8%E3%80%80%E4%B8%89%E5%B4%8E%E4%BA%9C%E8%A8%98/%E5%A4%B1%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%81%9F%E7%94%BA%E3%80%80%E3%80%90%E4%B8%89%E5%B4%8E%E4%BA%9C%E8%A8%98%E3%80%91" />
    <published>2010-01-08T15:14:57+09:00</published> 
    <updated>2010-01-08T15:14:57+09:00</updated> 
    <category term="本のこと　三崎亜記" label="本のこと　三崎亜記" />
    <title>失われた町　【三崎亜記】</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<a target="_blank" href="//asyougo.blog.shinobi.jp/File/ushinawaretamati.jpg"><img alt="ushinawaretamati.jpg" align="left" border="0" src="//asyougo.blog.shinobi.jp/Img/1262927358/" /></a>【表4より】<br />
ある日、突然にひとつの町から住民が消失した──三十年ごとに起きるといわれる、町の「消滅｣。<br />
不可解なこの現象は、悲しみを察知してさらにその範囲を広げていく。<br />
そのため、人々は悲しむことを禁じられ、失われた町の痕跡は国家によって抹消されていった&hellip;&hellip;。<br />
残された者たちは何を想って「今」を生きるのか。<br />
消滅という理不尽な悲劇の中でも、決して失われることのない希望を描く傑作長編。<br />
<br />
<br />
しばらく更新していない間に、年が明けてしまいました。<br />
2010年、明けましておめでとうございます。<br />
更新を怠っていたわけでは無いのです。<br />
この本にてこずっていました。<br />
この本はページ数（500頁超）もそうなのですが、なかなか難解で・・・。<br />
<br />
難解っていうのもちょっと違うのかな？<br />
文章は難しくないし、設定に馴染めなかったというのが正確かもしれません。<br />
結局その馴染めなさは最後まで引きずってしまって、本の中に入っていけませんでした。<br />
・・・、設定に馴染めないというのも違う気がしてきました、設定が煩雑に入り組んでいて、私の脳の許容量を超えてしまってたのかもしれません・・・。<br />
<br />
と、気を取り直してと。<br />
【表4】にあるとおりこの小説の世界では、三十年に一度一つの行政単位で町が突然消滅してしまうのです。<br />
そしてその消滅にかかわる人たちの物語が、連作集の形で書き進められていきます。<br />
消滅により、愛する人たちを失った、悲しむことさえ許されない人々の悲しみ。<br />
そして、そこから立ち上がっていく希望と優しさ。<br />
消滅の原因を解明し、消滅を防ごうと戦う人々。<br />
と、<br />
ここまでにしていただきたかったと思います。<br />
<br />
ひとつひとつは、結構ホロリときたり、良いお話も多いんです。<br />
ただ、難解な設定が上記のほかに沢山出てきます。<br />
<br />
難解な部分<br />
①分離体のお話・・・・多重人格ってありますよね。この小説世界では、多重人格はその治療として、精神を分離し本体・別体と呼ばれる別の肉体を持つ別個体に分ける事が出来る。<br />
②西域の存在・・・・・この小説世界の日本（？）には西域と呼ばれる地域があり、その言語・習俗の相違。これは聖域にかけてあるのか？<br />
③時系列のハチャメチャぶり<br />
④呼称の不統一<br />
<br />
この難解な①・②がほとんど何の前触れもなく、いきなり飛び出してきます。<br />
①にしても②にしても魅力的な設定なのですが、それがいきなり飛び出してきて、読者には「そんなものなのか」を押し付けてきます。<br />
納得しないと、先に進めないのです。<br />
③は他の方も良く使われるのですが、それは叙述ミステリーの中で時間の錯誤を狙ってのもの。この小説では不要では？と感じてしまいます。<br />
④章によって、章の主人公の呼称が変わります。<br />
茜の章では「茜」と記述されますが、桂子の章では「桂子さん」・「桂子」と2種類出てきます？？？<br />
これが結構気になるのです。<br />
<br />
③・④も何か理由があるのでしょうけど、私の脳細胞では解読できませんでした・・・。<br />
①と②に関しては、それぞれの設定で、このお話ではなく別の1冊の本にしたら、面白いんじゃないかな？と感じました。<br />
とにかく、盛り込みすぎ感が・・・・。<br />
<br />
町の消滅・分離体・西域といった、難解な設定部分に関しては、難解な言語で誤魔化している感が拭えません。<br />
もともと、そんな世界に住んでいるわけでない私は、異なる設定の世界で使われている言語で説明されても、理解する事が出来ないのです。<br />
日本語のような外国語で説明されている気がします。<br />
<br />
ひとつひとつは、悪くないんです・・・・。<br />
私としては、「もったいないな～」という感想でした。<br />
<br />
最後の章の最後の文章が「一筋の光すら差し込もうとはしなかった。」ってのはどうなのかな・・・・。<br />
<br />
あ゛～、読むのに苦労した～！<br />
でも、<font color="#ff6600">★</font>一つじゃないw<br />
<br />
<font color="#ff6600">★★</font><font color="#808080">★★★</font><br />
新潮文庫　H21.11.25<br />
<br />]]> 
    </content>
    <author>
            <name>　　那智</name>
        </author>
  </entry>
  <entry>
    <id>asyougo.blog.shinobi.jp://entry/86</id>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://asyougo.blog.shinobi.jp/%E6%9C%AC%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%A8%E3%80%80%E4%BC%8A%E5%9D%82%E5%B9%B8%E5%A4%AA%E9%83%8E/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%87%E3%83%A5%E3%83%9C%E3%83%B3%E3%81%AE%E7%A5%88%E3%82%8A%E3%80%80%E3%80%90%E4%BC%8A%E5%9D%82%E5%B9%B8%E5%A4%AA%E9%83%8E%E3%80%91" />
    <published>2009-12-16T09:59:19+09:00</published> 
    <updated>2009-12-16T09:59:19+09:00</updated> 
    <category term="本のこと　伊坂幸太郎" label="本のこと　伊坂幸太郎" />
    <title>オーデュボンの祈り　【伊坂幸太郎】</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<a target="_blank" href="//asyougo.blog.shinobi.jp/File/odyupon.jpg"><img alt="odyupon.jpg" align="left" border="0" src="//asyougo.blog.shinobi.jp/Img/1260921361/" /></a>【表４より】<br />
コンビに強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。<br />
江戸以来外界から遮断されている&rdquo;荻島&rdquo;には、妙な人間ばかりが住んでいた。<br />
嘘しか言わない画家、「島の法律として」殺人を許された男、人語を操り「未来が見える」カカシ。<br />
次の日カカシが殺される。<br />
無残にもバラバラにされ、頭を持ち去られて。<br />
未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止出来なかったのか？<br />
<br />
<br />
伊坂さんの原点というデビュー作がこれです。<br />
新潮ミステリー倶楽部賞の受賞作です。<br />
ここから伊坂さんはスタートしたのですね～。<br />
私の場合、何故か少し依怙地になっていたところがあり、伊坂さんは意識的に避けていたところがありました。<br />
理由は有りません。。。<br />
で、ついに最初に読んだのが、「<font color="#ff0000">終末のフール</font>」。<br />
これで、感銘を受け嵌り始めています。<br />
そして、4冊目でやっとたどり着いたデビュー作です。<br />
<br />
さて、新潮ミステリー倶楽部賞受賞作とのことですが、ミステリーなのでしょうか？<br />
まぁ、分類などはどうでも良いのです。<br />
そのことより、新潮社がこの作品に賞を与え、伊坂さんをデビューさせてくれたことに感謝します。<br />
<br />
このお話をミステリーと捉えたとき、ミステリーの要素は大きく分けると、二つあるのかな？と考えます。<br />
一つは、未来を見通せるカカシは何故、自分の死を阻止出来なかったのか？<br />
もう一つは、度々出てくる「この島には欠けているものがある」という、その欠けているもの。<br />
<br />
読んでいる途中で私は、カカシが自分の死を回避できなかったのは、死ぬことの出来ないカカシの自殺。<br />
「この島に欠けているもの」・・・これが大きなテーマで、この島（荻島）＝日本の比喩であろうと思って読んでいました。<br />
日本に欠けているものという壮大なテーマが書かれているのかと・・・・。<br />
その解答は、あまりにネタバレになってしまうので書きませんが・・・。<br />
<br />
まぁ、不思議でシュールな世界です。<br />
村上春樹さんをイメージしてしまいました。<br />
<br />
で、正直な感想です。<br />
①まぁまぁ、面白いけど・・・。<br />
②テーマ性が期待を裏切っている・・・・。<br />
③タイトルが素敵。（文庫版の表紙が素敵）<br />
④登場人物が魅力的。<br />
⑤市場のウサギさんが好き。<br />
⑥伊坂さんをデビューさせた新潮社、偉い！<br />
<br />
<font color="#ff6600">★★★</font><font color="#808080">★★</font><br />
新潮文庫　H15.12.01<br />]]> 
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            <name>　　那智</name>
        </author>
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    <id>asyougo.blog.shinobi.jp://entry/85</id>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://asyougo.blog.shinobi.jp/%E6%9C%AC%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%A8%E3%80%80%E8%B2%AB%E4%BA%95%E5%BE%B3%E9%83%8E/%E5%A4%9C%E6%83%B3%E3%80%80%E3%80%90%E8%B2%AB%E4%BA%95%E5%BE%B3%E9%83%8E%E3%80%91" />
    <published>2009-12-02T11:27:45+09:00</published> 
    <updated>2009-12-02T11:27:45+09:00</updated> 
    <category term="本のこと　貫井徳郎" label="本のこと　貫井徳郎" />
    <title>夜想　【貫井徳郎】</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<a target="_blank" href="//asyougo.blog.shinobi.jp/File/yasou.jpg"><img alt="yasou.jpg" align="left" border="0" src="//asyougo.blog.shinobi.jp/Img/1259718214/" /></a>【表4より】<br />
事故で妻をなくし、絶望の中を惰性でただ生きる雪藤。<br />
だが、美少女・天美遥と出合ったことで、雪藤の止まっていた時計がまた動き始める。<br />
やがて、遥の持つ特殊な力は、傷ついた人々に安らぎを与え始めるが・・・・。<br />
あの傑作「慟哭」のテーマ＜新興宗教＞に再び著者が挑む。<br />
魂の絶望と救いを描いた、渾身の巨編。<br />
<br />
<br />
先日、「<font color="#ff0000">悪党達は千里を走る</font>」を読み、今まで抱いていた貫井さんのイメージと変わっていたので、たまたま書店で「<font color="#ff0000">慟哭</font>」の文字が目に飛び込んできたこの本を手に取りました。<br />
貫井さんの既存の作品を否定しているわけでは有りません。<br />
実際、最初に「<font color="#ff0000">慟哭</font>」を拝読させていただいてから、一時期嵌りまくっていましたし。<br />
<br />
ただ、あまりに続けて読むと、読者を欺く一級の文章に辟易してきてたのです。<br />
「どんでん返しをして、騙してやろう」という意識が強すぎるのでは？などと思ってしまって・・・。<br />
「<font color="#ff0000">慟哭</font>」を読ませていただいた時は、衝撃的でした。<br />
そして、「<font color="#ff0000">悪党達・・・</font>」を久しぶりに読ませていただき、また貫井さんに関心が傾いていた時にこの本を見かけました。<br />
<br />
さて、この文庫の帯の表1側には【<strong>救われる者と　救われない者。</strong>　衝撃のデビュー作『慟哭』で、＜新興宗教＞をテーマに据えた著者が、「オウム以後をどう描くか」という問いに正面から挑んだ長編小説】<br />
表4側には【「魂の絶望と救い」のドラマを、物語の背後に隠して成立した『慟哭』から、それを前面に出して正面から描いた「夜想」までの十四年こそ、貫井徳郎の成熟の過程だったのではないか。・・・（後略）】<br />
<br />
と書いてあります。<br />
帯って、著者さんも発行前に見るのでしょうかね？<br />
私には「オウム以後をどう描くか」などとは、全く読み取れませんでした・・・。<br />
表４側に解説の引用で書かれてある文章が全てだと思います。<br />
<br />
で、どうだったか？<br />
とにかく、｢長い」という感想でした。<br />
頁数としては530頁程度なのですが、最後の２～３０頁を迎えるまで、長く感じました。<br />
もう少し、圧縮しても良かった気がします。<br />
でも、その長さも必要なのかな～？という気もしますが・・・。<br />
交互とは言いませんが頻繁に出てくる子安嘉子の章は、あれほどのボリュームは必要なかった気がします。<br />
<br />
で、この本なのですが、貫井さん<strong>らしさ</strong>はありましたね～。<br />
物語の語り手、雪藤・子安。<br />
両名ともあっちの世界の住人でした。<br />
まぁ、子安の場合はすぐにそれと分かるのですが、雪藤の場合は後半まで気づきませんでした。<br />
やっぱり、騙された感が・・・・。<br />
でも、それほど悔しくはありませんでしたw<br />
<br />
精神を病んだ人物が語り手なのですが、雪藤は最後に救われます。<br />
宗教によって救われるとかいう意味ではなく、本当に光を見出します。<br />
そこが、読後感が素晴らしかった原因です。<br />
おなじく、精神を病んだ人物が語る、「<font color="#ff0000">水没ピアノ</font>」・「<font color="#ff0000">向日葵のさかない夏</font>」との相違ですね・・・。<br />
<br />
私としては、「<font color="#ff0000">慟哭</font>」より上の作品かも知れません。<br />
ただ、「<font color="#ff0000">慟哭</font>」と比較するものなのかな？という感もありますが・・・。<br />
これは、解説に書かれていた「追憶のかけら」も読んだ方が良さそうな気がしてきました。<br />
<br />
ここまで書いてきて、雪藤の夜の時代の文章は、やはりあの分量が必要だったのかな？という気がしてきました。<br />
だからこその、あのエンディングだっかのかもしれませんね。<br />
<br />
【追記】<br />
この本は決して<strong>いわゆる</strong>新興宗教をテーマに扱ったものではありません。<br />
表４や帯を読むと、そう思ってしまいますが、読後の私の感想は違いました。<br />
表４や帯の先入観念があったので、途中までは「このようにして新興宗教は成り立っていくのかな？」などと思って読んでいましたが。<br />
<br />
<font color="#ff6600">★★★★★</font><br />
文春文庫　H2111.10<br />
<br />
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※<br />
○FFT<br />
困ったもんだ・・・・。<br />
ホントにどこにでも、いるもんだ。<br />
ヒマな愉快犯って・・・。<br />
アトリエの方は、３つクリアできました<font color="#ff00ff">♪<br />
<font color="#000000">ご支援していただいた皆様に、感謝・感謝です#%E:167%#</font><br />
</font>]]> 
    </content>
    <author>
            <name>　　那智</name>
        </author>
  </entry>
  <entry>
    <id>asyougo.blog.shinobi.jp://entry/84</id>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://asyougo.blog.shinobi.jp/%E6%9C%AC%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%A8%E3%80%80%E4%BC%8A%E5%9D%82%E5%B9%B8%E5%A4%AA%E9%83%8E/%E9%AD%94%E7%8E%8B%E3%80%80%E3%80%90%E4%BC%8A%E5%9D%82%E5%B9%B8%E5%A4%AA%E9%83%8E%E3%80%91" />
    <published>2009-11-12T16:21:11+09:00</published> 
    <updated>2009-11-12T16:21:11+09:00</updated> 
    <category term="本のこと　伊坂幸太郎" label="本のこと　伊坂幸太郎" />
    <title>魔王　【伊坂幸太郎】</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<p><a target="_blank" href="//asyougo.blog.shinobi.jp/File/maou.jpg"><img alt="maou.jpg" align="left" border="0" src="//asyougo.blog.shinobi.jp/Img/1257990443/" /></a>【表4】より<br />
会社員の安藤は弟の潤也と二人で暮らしていた。<br />
自分が念じれば、それを相手が必ず口に出すことに偶然気がついた安藤は、その能力を携えて、一人の男に近づいていった。<br />
五年後の潤也の姿を描いた「呼吸」とともに綴られる、何気ない日常生活に流されることの危うさ。<br />
新たなる小説の可能性を追求した物語。<br />
<br />
<br />
これは良かった！<br />
まず、これを最初に書いておきます。<br />
この本は、２編の小説から成り立っています。<br />
まず『魔王』これは安藤の死まで。<br />
それに続く編として『呼吸』。<br />
こちらは、安藤の死から５年後の潤也と純也の妻・詩織の物語。<br />
<br />
２編からなる『魔王編』は、現在の日本と日本人を取り巻く閉塞感から脱却を目指す政治家・犬養と、「考えろ、考えろ、マクガイバー」をモットーにする安藤のお話。<br />
現在の日本人の多数が感じているであろう閉塞感。<br />
ナショナリズム・日本という国の個性の崩壊を閉塞感の根源に求め、そこからの自立を目指す犬養。<br />
<br />
犬養の発言にこのようなものがあります。<br />
「汚職や不祥事、選挙の敗北、それらの責任で辞任した政治家はいるが、国の未来への道筋を誤った、と辞任した政治家はいない。なぜだ？・・・（中略）・・・国民はもう諦めているんだろう。・・・（中略）・・・政治家が必死に考えているのは、政治以外のことだと見限っているわけだ。私は訊きたいのだが、それが正しい国のあり方か。私なら五年で立て直す。無理だったら、首をはねろ。そうすればいい。私が必死になるのは、政治のことだけだ」<br />
<br />
こんなことを言われたら、今の日本人はなだれをうって従いますよね。<br />
安藤はそれを危惧します。<br />
大きな波に飲み込まれ流されることを。<br />
それがファシズムだと。<br />
波に飲み込まれず自分で「考えろ、考えろ、マクガイバー」と。<br />
<br />
さて、ファシズムとは何だろう？と改めて考えました。<br />
wikiによると、イタリアの政治家・ムッソリーニが自身の思想に付した名称だそうです。<br />
観念としては、束・意思統一された団結というところでしょうか。<br />
<br />
現在の日本は、良いところでもあり、国家としての弱さの部分でもあるのでしょうが、自由の名の下に個々がバラバラになり、収束がつかない状況なのかもしれません。<br />
そこに犬養という強力なリーダーシップを持った存在が出現します。<br />
自由という名の下に考えることを放棄してしまった国民は、憧憬とともに奔流に飲み込まれようとします。<br />
<br />
安藤は自分に授かった特殊能力を持って、奔流を止めようとしたのです。<br />
そして志を達する事が出来ず、命を落とすのです。<br />
ここまでが『魔王編』です。<br />
<br />
続く『呼吸編』では、安藤の死後五年が経ち、安藤の弟の潤也にもある特殊な能力がもたらされます。<br />
それは&rdquo;運のよさ&rdquo;です。<br />
潤也は&rdquo;運のよさ&rdquo;を元に競馬で大金を稼ぎます。<br />
彼は「お金で人を救うことができるのか？」と考えます。<br />
<br />
『呼吸編』は『魔王編』と比較するとかなり、ゆったりした内容になっています。<br />
それは潤也と、彼の妻・詩織の性格によるところが大きいと思いますが、ここでも「自分の頭で考えろ」ということが度々でてきます。<br />
国民を指導する犬養首相しかりです。<br />
憲法改正の国民投票にあたっても「俺を信じるな。自分で考えろ」ですからね。<br />
それも政治パフォーマンスと取れなくもない発言ではありますが。<br />
<br />
ただ、この本に出てくる人物に悪人が居そうな感じはありません。<br />
犬養にしても、安藤にしても、また潤也にしても。<br />
三人とも自分の信じることを、それぞれのやり方で貫いているだけだと思います。<br />
<br />
それともオオタカに姿を変えたとも取れる安藤・潤也・犬養の中に魔王がいるのでしょうか？<br />
そのあたりに関してはまったく書かれていません。<br />
もしかしたら、続編の「モダンタイムス」の中に書かれているのでしょうか・・・？<br />
気になって仕方ありません。<br />
是非読んでみたいと思います。<br />
<br />
この本の中で改めて、漠然と思っていたことが、随所に出てきてもう一度考えなければと思いました。<br />
折ってあるページが、かなりのページ数になっています。<br />
「モダンタイムス」を読んだらもう一度読み返して見たいと思います。<br />
<br />
かなりガツンときました。<br />
無茶苦茶いろいろな事を考えさせられました。<br />
<a href="http://media.excite.co.jp/book/special/isaka/">http://media.excite.co.jp/book/special/isaka/</a><br />
&uarr;こちらも合わせてお読みください。<br />
伊坂さんの魔王についてのインタビューです。<br />
<br />
<strong>「考えろ、考えるんだ、マクガイバー」</strong><br />
<br />
<font color="#ff0000">「馬鹿でかい規模の洪水が起きた時、俺はそれでも、水に流されないで、立ち尽くす一本の木になりたいんだよ」<br />
<br />
<font color="#ff6600">★★</font><font color="#808080"><font color="#ff6600">★★★</font></font><br />
<font color="#000000">講談社文庫　H20.9.12<br />
<br />
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※</font><br />
<font color="#000000">○FFT<br />
　<font color="#008080">天狗の瓢箪</font>が２回目で成功しました♪<br />
　ご支援いただきました、ズグダンさん・翼徳さん・ゆえさんをはじめ、皆様に感謝いたします#%E:167%#<br />
　舞姫は相変わらずボム続きの8連敗です・・・。</font></font></p>]]> 
    </content>
    <author>
            <name>　　那智</name>
        </author>
  </entry>
  <entry>
    <id>asyougo.blog.shinobi.jp://entry/83</id>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://asyougo.blog.shinobi.jp/%E6%9C%AC%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%A8%E3%80%80%E6%9D%BE%E5%B0%BE%E7%94%B1%E7%BE%8E/%E4%B9%9D%E6%9C%88%E3%81%AE%E6%81%8B%E3%81%A8%E5%87%BA%E4%BC%9A%E3%81%86%E3%81%BE%E3%81%A7%E3%80%80%E3%80%90%E6%9D%BE%E5%B0%BE%E3%80%80%E7%94%B1%E7%BE%8E%E3%80%91" />
    <published>2009-11-06T11:55:06+09:00</published> 
    <updated>2009-11-06T11:55:06+09:00</updated> 
    <category term="本のこと　松尾由美" label="本のこと　松尾由美" />
    <title>九月の恋と出会うまで　【松尾　由美】</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<a target="_blank" href="//asyougo.blog.shinobi.jp/File/kugatunokoi.jpg"><img alt="kugatunokoi.jpg" align="left" border="0" src="//asyougo.blog.shinobi.jp/Img/1257469750/" /></a>【表4より】<br />
北村志織は、引っ越したばかりのマンションの自室で、怪奇現象に遭遇した。<br />
ありえない場所から人が語りかけてくるのだ。<br />
「平野です」とその声は告げる。<br />
同じ建物に住んでいるが、話したことのない男性の声だ。<br />
ただし、〈未来の平野〉なのだと彼は続けた──。<br />
男はみんな奇跡を起こしたいと思っている。<br />
好きになった女のために。<br />
『雨恋』の著者が描く、時空を超えたラブ・ストーリー。<br />
<br />
<br />
映画「ターミネーター」のシリーズでは、人口知能を発展させたコンピューターが人類に対し核戦争を誘発させ、コンピューターが実権を握る。<br />
コンピューター側はレジスタンスのリーダー　ジョン・コナーを抹殺するために過去に殺人機械を送り込む。<br />
という前提がありますよね？<br />
<br />
ここでちょっと待て。<br />
ジョンの抹殺が成功した場合、未来にはジョンは存在しなくなるわけで、そうなるとレジスタンス軍が存在したとしてもそのリーダーはジョンではありえない。<br />
そうなると、ジョンを抹殺する計画自体が成立しないわけで・・・・。<br />
んだから、「ターミネーター」シリーズでジョンは抹殺されることは無いのです！<br />
<br />
この本は、そういうお話のラブ・ストーリーバージョンです。<br />
ん～、もう一息感がどうしても・・・。<br />
ストーリーは決してキライじゃないです。<br />
なぜ、もう一息なのかな～？<br />
登場人物・展開にもう一息のめり込めなかったデス・・・#%E:196%#<br />
以上──。<br />
<br />
<font color="#ff6600">★★</font><font color="#808080">★★★</font><br />
新潮文庫　H21.9.01<br />
<br />
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※<br />
○FFT<br />
舞姫・・・ボムッ&times;3<br />
プリンセス・・・ボムッ&times;1<br />
一日一回チャレンジしたいですね～。<br />
ただ今、メイドに5連続なつかれ中・・・。<br />
<br />]]> 
    </content>
    <author>
            <name>　　那智</name>
        </author>
  </entry>
  <entry>
    <id>asyougo.blog.shinobi.jp://entry/82</id>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://asyougo.blog.shinobi.jp/%E6%9C%AC%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%A8%E3%80%80%E4%BC%8A%E5%9D%82%E5%B9%B8%E5%A4%AA%E9%83%8E/%E3%81%82%E3%81%B2%E3%82%8B%E3%81%A8%E9%B4%A8%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%80%80%E3%80%90%E4%BC%8A%E5%9D%82%E5%B9%B8%E5%A4%AA%E9%83%8E%E3%80%91" />
    <published>2009-11-05T16:25:48+09:00</published> 
    <updated>2009-11-05T16:25:48+09:00</updated> 
    <category term="本のこと　伊坂幸太郎" label="本のこと　伊坂幸太郎" />
    <title>あひると鴨のコインロッカー　【伊坂幸太郎】</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<a target="_blank" href="//asyougo.blog.shinobi.jp/File/ahirutokamo.jpg"><img alt="ahirutokamo.jpg" align="left" border="0" src="//asyougo.blog.shinobi.jp/Img/1257401302/" /></a>【表4より】<br />
引っ越してきたアパートで出会ったのは、悪魔めいた印象の長身の青年。<br />
初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。<br />
彼の標的は──たった一冊の広辞苑!?<br />
そんなおかしな話に乗る気などなかったのに、なぜか僕は決行の夜、モデルガンを手に書店の裏口に立ってしまったのだ！<br />
注目の気鋭が放つ清冽な傑作。<br />
第25回吉川英治文学新人賞受賞作。<br />
<br />
<br />
今、のっている<font color="#ff0000">伊坂幸太郎</font>さんです。<br />
伊坂さんは、まだ２冊目なのですが、「終末のフール」が大変良かったのでこれから増えそうです。<br />
改めて調べてみると、この方の受賞暦は凄いですね～。<br />
<br />
1996年&hellip;第13回サントリーミステリー大賞佳作（『悪党たちが目にしみる』、大幅に改訂されて『陽気なギャングが地球を回す』として再出版）<br />
2000年&hellip;第5回新潮ミステリー倶楽部賞（『<font color="#ff0000">オーデュボンの祈り</font>』）<br />
2004年&hellip;第25回吉川英治文学新人賞（『<font color="#ff0000">アヒルと鴨のコインロッカー</font>』）<br />
2004年&hellip;第57回日本推理作家協会賞短編部門（『<font color="#ff0000">死神の精度</font>』）<br />
2006年&hellip;平成17年度宮城県芸術選奨文芸部門<br />
2008年&hellip;第5回本屋大賞、第21回山本周五郎賞、「このミステリーがすごい！」国内編1位（『<font color="#ff0000">ゴールデンスランバー</font>』）<br />
と、こんな感じです。<br />
<br />
さて、当「<font color="#ff0000">あひると鴨のコインロッカー</font>」です。<br />
いきなり「一緒に本屋を襲おう」ですか～。<br />
これは、村上春樹さんの「<font color="#ff0000">パン屋襲撃</font>」を連想させますね～。<br />
<br />
この本は、現在と２年前のが交互に書かれています。<br />
書き出しの章は現在で、この現在の章は春から大学に入学した【僕（椎名）】の新生活を送るアパートから始まります。<br />
【僕】は隣人の河崎（この人物実は・・・・）からいきなり「本屋を襲おう」と誘われるわけです。<br />
<br />
２年前の章は、現在の【僕】のアパートに住むブータン人の恋人・琴美の視点で描かれています。<br />
時間の相違を用いた叙述ミステリーかな？と警戒してしまいます。<br />
この本は、登場人物の一人である麗子さんが作中で言うように、「琴美・ブータン人のドルジ・河崎」の三人の物語の最終章に居合わせてしまった【僕】が巻き込まれた事件です。<br />
<br />
２年前の章では、琴美の視点で書かれているのですが、現在の章に琴美は出てきません。<br />
河崎と【僕】が中心となり、ドルジは引きこもり、琴美は一度も姿を現さないのです。<br />
【僕】は三人の悲しい物語の幕引きの見届け人として現れたのです。<br />
<br />
いや～・・・。<br />
結構きました・・・・。<br />
もの凄く引き込まれます。<br />
伊坂さんの文章力は凄いです。<br />
<br />
ただのエンターテイメントだけではなく、あちらこちらに考えさせられる文章があります。<br />
このところ、軽いもを続けて読んでいたので、尚更感じます。<br />
そして、２年前の章に出てくる連続ペット殺し事件の犯人たち、怖いことは確かなのですが、その理不尽さが現代を象徴し、狂った現実味に怖気が立ちます。<br />
<br />
【僕】は何を見つめ、そしてドルジはどこに行き着くのでしょうか？<br />
転生し幸せに生きて欲しいと思いました。<br />
<br />
<font color="#ff6600">★★★★★</font><br />
創元推理文庫　H21.7.03<br />]]> 
    </content>
    <author>
            <name>　　那智</name>
        </author>
  </entry>
  <entry>
    <id>asyougo.blog.shinobi.jp://entry/81</id>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://asyougo.blog.shinobi.jp/%E6%9C%AC%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%A8%E3%80%80%E4%B8%89%E6%B5%A6%E3%81%97%E3%82%92%E3%82%93/%E7%99%BD%E3%81%84%E3%81%B8%E3%81%B3%E7%9C%A0%E3%82%8B%E5%B3%B6%E3%80%80%E3%80%90%E4%B8%89%E6%B5%A6%E3%81%97%E3%82%92%E3%82%93%E3%80%91" />
    <published>2009-11-04T15:11:49+09:00</published> 
    <updated>2009-11-04T15:11:49+09:00</updated> 
    <category term="本のこと　三浦しをん" label="本のこと　三浦しをん" />
    <title>白いへび眠る島　【三浦しをん】</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<p><a target="_blank" href="//asyougo.blog.shinobi.jp/File/siroihebi.jpg"><img alt="siroihebi.jpg" align="left" border="0" src="//asyougo.blog.shinobi.jp/Img/1257309963/" /></a>【表4より】<br />
高校最後の夏、悟史が久しぶりに帰省したのは、今も因習が残る拝島だった。<br />
十三年ぶりの大祭をひかえ高揚する空気の中、悟史は大人たちの噂を耳にする。<br />
言うのもはばかられる怪物『あれ』が出た、と。<br />
不思議な胸のざわめきを覚えながら、悟史は「持念兄弟」と呼ばれる幼ななじみの光一とともに『あれ』の正体を探り始めるが──。<br />
十八の夏休み、少年が知るのは本当の自由の意味か──。<br />
文庫用書き下ろし掌編、掲載。<br />
<br />
<br />
そうか～！<br />
いや、実は<font color="#ff0000">三浦しをん</font>さんを改めて調べてみたんですよ。<br />
どうも三浦さんはBL（ボーイズラブ）愛好家？さんだったのですね～。<br />
「まほろ駅前・・・」の多田＆行天　「月魚」の真志喜＆瀬名垣　この本の悟史＆光一　の描写はそういうことか！！<br />
少女漫画チックって思っていたのも納得しました。<br />
<br />
で、これは結構ツボかも♪<br />
もともとファンタジー系は好きなのですが、それが日本古来の伝統とか言い伝えとかいったものと絡んできてます。<br />
コレが好きなんですよね～#%E:167%#<br />
<br />
拝島という島は、古くからの因習の残る神の住む島なのですよね。<br />
その島は、長男しか島には残れないとか、子どもの頃に決められた、強い絆を持つ「持念兄弟」というシステムが残っています。<br />
悟史はこうした島の閉塞感に疑問を持ち、高校は本土に進学しているわけです。<br />
<br />
そして夏休みに帰島し、十三年ぶりの大祭に臨むのです。<br />
その大祭を期に、島では不思議な事件が続発する訳です。<br />
これが、ちょっとドロドロした不気味さもあり、神話を覗くような（おおげさ？）面白さもありました。<br />
<br />
そして、いつもの三浦さん同様、この本に出てくる人物もまた、魅力的です。<br />
悟史＆光一をはじめ、島の神社の次男坊の荒太や犬丸。<br />
また日和子・佐和子とやさしい人物が大勢登場します。<br />
<br />
私にとってはお気に入りの１冊になりました。<br />
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「ラス・マンチャス通信」にも出てきましたが「アレ」って表現、怖いですねw<br />
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<font color="#ff6600">★★★★<font color="#808080">★</font><br />
</font>角川文庫　H18.8.25<br />
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○FFT<br />
アトリエ再開ですね#%E:408%#<br />
キーワード、難解なのだ～。<br />
瓢箪のキーワードとか、終焉の【甘くすきっりな朝ドラ】ってなんなのんさ～<br />
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解っているところから、ぼちぼち始めています。<br />
これまで、舞姫２回・プリンセスローブ１回。<br />
もちろん、「ボムッ・・・」<br />
&nbsp;</p>]]> 
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            <name>　　那智</name>
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